未支給年金とは? 相続しても誰でも請求できるわけではない! 相続との関係を解説

未支給年金 故人に支払われるはずだった年金のこと

年金を受け取る権利のある人が死亡した場合において、本来その人に支払われるはずだった年金は、遺族のうちの一部の人がそれを支払うように請求することができるのです。このように、未だに支給されていない年金という意味で、未支給年金といいます。

未支給年金は生計を同じにしていた近親者のみ請求可

では、その一部の人とは具体的に誰を指すのでしょうか。未支給年金は、配偶者・子供・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹が請求することができます。ただ、これらの人であれば必ず未支給年金を請求できるという訳ではないのです。

以前、死亡した人といっしょに生活をしていた人、という条件がつきます。誰かに「この人はたしかに、死亡者の生前、その人といっしょに生活していました」というように証明してもらい、生計同一申立書というものを提出することで未支給年金を受け取れるのです。

未支給年金と相続がこじれる前に専門家への相談を

相続が発生すると、様々なトラブルが発生するものです。ただでさえ、遺産分割に関してなど多くの問題のある中で、未支給年金についてまで揉めるとなると大変ですよね。しかし、未支給年金にいう「生計の同一」とはどういうことをいうのかなど少々やっかいな問題を含んでいるのもたしかなのです。このような問題に巻き込まれるおそれにある方は、無駄なトラブルを避けるため、専門家に相談し事前に適切な措置を講じるのがよいでしょう。

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平間法律事務所