換価分割はいつ使える? トラブルを避ける遺産分割協議書の書き方

換価分割 遺産を売ってお金を分割する遺産分割

換価分割とは、土地や家屋などお金ではない遺産を売却・譲渡して、受け取った代金を相続人で分けるという方法です。

(1)単純に分割できないような遺産がある場合だけではなく、(2)遺産を分割すると著しく価値が下がるというような場合にはこの方法が取られます。

換価分割は、遺産を譲渡しその代金を分配することによって、公平かつ合理的な分割を可能にするわけです。また、現物分割の補充方法としても有効であるといえるでしょう。

遺産が家しか無い場合には換価分割が有効なことも

たとえば、被相続人が住んでいた家しか相続財産がないような場合を考えてみましょう。ここで、相続人が複数いる場合に家を共有で相続すると、 全員の合意でしか処分できないなど、せっかくの財産を自由に使えません。

このように複雑になりそうな場合には、換価分割することが賢明であるといえます。

換価分割するときは遺産分割協議書に明示を

換価分割をする場合には、遺産分割協議書に換価分割をする旨を明示しておくことが重要です。これは、譲渡所得課税などの問題を煩雑にしないためのものです。

このようなノウハウについては、一度弁護士に相談してみて最低限度知っておくのがよいでしょう。

この記事を書いた人

平間法律事務所